うしく男・女フォーラム2016

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2016年1月23日(土)
牛久市中央生涯学習センター文化ホール

 はらんきょうの会は、はらんきょう版「茨城弁で語る女性差別撤廃条約」の出前公演の依頼を受け参加しました。

 開催趣旨である、「女性も男性も自分の意思で社会の活動に参画し、互いに認め合い、個性を発揮できることを望みます」を明確にするため、実行委員会・行政と三度にわたる打ち合わせを経て〜あなたらしく わたしらしく 生きるために〜 とサブタイトルを決め、台本作りに取り組みました。

 男女共同参画が、世界的な女性差別撤廃条約の流れから来ていること、役割に基づく偏見・慣行について、妊娠・出産における雇用の差別、暮らしの中の政治的・公的活動における平等に焦点を絞り試行錯誤を繰り返しつつ仕上げました。不安はありましたが、来場者の反応は身近な話題や具体的な数字を盛り込んだこともあってか良好でした。

 質疑応答では、18年続いている、はらんきょうの会員の活動に対しての家族の反応についての質問がありました。「性別役割分担意識が自分にも家族にも染み込んでいて初めは協力的ではなかったが、徐々に変化してきた」という経験や「この活動には、家を出る時に「今日は勉強してくる」と強い意志で参加するが家の事はきちんと済ませてから出かける」という二人の会員の声が紹介され来場者の共感を得ました。

 女性が自分の意思で社会参画し、個性と能力を発揮できるようになるにはまだまだ大変ですが、私も、知らず知らずのうちに染み込んでしまっている慣行や偏見と折り合いをつけながらも前進し、活動の幅を広げていきたいです。

中野記