いなしき女・男のハーモニーフォーラム
いなしき女・男のハーモニーフォーラム
2016年1月24日(日)
はらんきょう版「茨城弁で語る女性差別撤廃条約」の出前公演「いなしき女と男のハーモニーフォーラム」
に出前公演の依頼を頂いて、台本の見直し、作成に取り掛かりました。それぞれのテーマにあった事例や、改正された法律・条例などの見直し、国会議員・市議会議員・町議会議員・区長の人数の確認等など、手分けして作業を進めました。すんなりとは台本は出来あがらず、1月に入っても変更が続きました。
台本ができた所から、覚えていく作業が又、大変でした。なかなか頭に入っていかず、ひとりで練習している時は覚えていたつもりが3人で合わせてみると、うまくいかず不安でいっぱいのまま稲敷に伺いました。
本番です。まず、口上から(手前みそですが、会場の皆さんにとてもウケていました。)
前文「この条約の仲間に入るのに、男女雇用機会均等法を作ったり、国籍法を変えたりしたんだよ。」
第5条 役割に基づく偏見・慣行の撤廃
「なかなか区長が決まんないので、私やってもいいですって言ったら、女はあんまり出しゃばんねぇほうがいいど。どうしてもやるって言うなら、名前だけは旦那の名前で出しらがっぺって。どう思います?皆さん」
第6条 女性の売買・売春からの搾取の禁止
「父ちゃんが母ちゃんをぶん殴んのも、誰のおかげで飯食えると思ってんだ?って言うのもDVなんだと」
第7条 政治的・公的活動における平等
「世の中は男と女半々なのに、衆議院議員475人の内、女性は45人で9,5%しかいねぇんだど」
第11条 雇用における差別の撤廃
「正規雇用でも非正規雇用でも、賃金とか待遇が一緒だったら将来の見通しがついて、結婚したり子供を産んだり出来んのになぁ」
第16条 婚姻・家族関係における差別の撤廃
「先進国で夫婦別姓を認めていねえのは、日本ぐらいなんだど。私は、家族とか夫婦は制度的なものでつながってるわけじゃねぇと思うんだげどなぁ」
(台本から一部抜粋したものです)
会場にいらした皆さんからは、笑いや、沢山の拍手を頂き、私たちにとって実りのあるフォーラムに成りました。