2013年8月4日 朗読劇「あの夏の日の記憶 ヒロシマ ナガサキ そして」
朗読劇「あの夏の日の記憶 ヒロシマ ナガサキ そして」
2013年8月4日(日)
開場13:00 開演13:30
筑西市立明野公民館大ホール イル・ブリランテ
今回の朗読者は小学校五年生の岡野美由さん、瀬尾寿々那さん、広瀬愛都さん、吉原颯汰さんの4人と大人10人の計14人である。
小学生は6月から毎週木曜日午後7時から1時間30分の練習。朗読ははじめての経験で、当初はなかなか声出ない気持ちが入らない棒読みの状態にこちらは少々あせるが、練習を重ねるにつれある時から急に読みが変わってくる。子供の感性そして吸収力には毎回のことだが驚かされる。
本番前日午前に会場設営、舞台つくりをボランティアスタッフと準備する。午後はリハーサル。最後の確認をして早めに上がり明日に備える。
4日8時30分集合。スタッフ・朗読者共に緊張気味。中学生・高校生のときに朗読に参加し、すでに社会人となった美歩ちゃん、佳織ちゃんも今回スタッフとして応援してくれている。そして、頼もしい助っ人「劇団明野ミュージカル」の若者達が今年も裏方を支えてくれている。こうして若者が関わってくれることに希望をもちたい。
朗読劇の構成は「ヒロシマ・ナガサキ・そして」である。「ヒロシマ・ナガサキ」では原爆投下直後の悲惨な状況だけでなく、その後の被爆者の生活を取りあげた。また、被爆したのは日本人だけで無く多くの外国人が被爆したことも知ってほしいことである。「そして」では福島原発事故で避難した子ども、残った子どもの作文、避難すべきか迷う若い母親の手記等を朗読した。原爆そして原発、切り離すことのできない問題だ。とても重いテーマであるけれども、向き合わなければならないことである。
2部は「ミニコンサート」。筑西市のちびっこ合唱隊のかわいらしい、元気な歌声が会場にいっぱいに響いた。来場者も一緒に手拍子を、歌を・・・。
子供たちが大好きな歌をいつでも思いきり歌えることができる、そんな普通の生活がいかに大切かを改めて考えた。
朗読劇の様子は
2013年8月4日 朗読劇「あの夏の記憶 ヒロシマ ナガサキ そして」 |
こちらからもご覧いただけます。
撮影者:中野 文雄