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8月4日朗読劇を終えて

8月4日の朗読劇「あの夏の日の記憶 ヒロシマ ナガサキ そして」が無事終了しました。

2008年から、はらんきょうの会オリジナ ルの台本で公演しています。タイトルは変わりませんが、毎年内容を変えています。そして2011年3月11日東日本大震災そして原発事故発生により、私た ちは原爆も原発も同じ「核」の問題であることを思い知らされ、2012年からフクシマも台本に加えることにしました。

ヒロシマ・ナガサキの きのこ雲の下で、そしてフクシマで何が起こったのか。一人ひとりの命が、生活が、どのように奪われ壊されていったのか、事実を知ってもらいたいと台本をつ くりました。あまりにも過酷な事実に向き合うことは辛いことですが、実際は言葉で語りつくせない、言葉ではとても表現できない事実があったのだと思いま す。

第2部ミニコンサートでは、筑西市の「ちびっこ合唱隊」の歌声をお聴きいただきました。五歳から小学生の19名の子供たちがゆかたを着て元気いっぱいに「小さな世界」「ドレミの歌」など8曲披露してくれました。

子供たちが大好きな歌を思い切り歌うことができる、そんな日常を大切にしたいです。(加藤記)

アンケートに多くの方が感想を書いてくださいました。その一部をご紹介します。

朗読劇を聞くのは数年ぶりですが、少し変わり聞きやすくなったと思います。福島においても、私たちが知らない現実の多さに驚きました。(20代 女性)

昨年、今年と二度目の参加です。前回とはまた違った感動を受け、泣けて泣けて…。広島の思いがまた福島を通して違った思いで心に残ります。人間の力でくい止められることならば、平和のために皆が今一度考えるべきだと思う。平和について! (60代 女性)

改めて原爆のことを考えさせられました。朗読はとても上手で、まとまっていました。力強く語りかけていました。(50代 女性)

毎年資料の見つけ出しが大変でしょう。今年度は個人的な最期の話が多かった。当時の日本政府の対応、戦争終結には、あまりにも惨酷だったような思いを感じました。今年もありがとうございました。 (60代 男性)

「叫び声」のときは、とても苦しくなりました。皆さんとても素晴しかったです。お疲れ様でした。 (30代 女性)

感動しました。戦争のことなんて…とおもっていましたが、自分のことのように考え、世の中から戦争がなくなるようにとの気持ちが芽生えました。次回も聞きたいと思います。ありがとうございました。 (20代 女性)

あっという間の90分でした。「叫び声」がすごい!ちびっこ合唱隊で癒されました。ナイス・コラボですね。 (50代 男性)

今更ながら原発のおそろしさをまのあたりにした感じです。是非とも原発をなくして欲しい。必ずなくして欲しいと思います。(70代 女性)

回を重ねるたび、小学生をはじめ若い人の参加が多くなり継続は力なりだと心から思います。(50代 女性)

「殺つくす・焼き尽くす」兵器としての核と「平和利用」の大失敗としての核を考えさせる内容だったと思いました。フクシマの方の伝え方のインパクト、むずかしいですね。 (70代 女性)

世界の平和を念じ現在の自分の生き方の方向を新たに考えました。(70代 男性)


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